しあわせ

とある語学講座のテーマは、『幸せ。』最近幸せと感じたことを述べさせていた。思わず我事に引き寄せ思うと、あえて言えるような「いいことないな」と、一瞬思ってしまう。かの国の人たちは、(台本にあるのかもしれないが)ちょっとした幸せを拾い出す。そこには壮大なしあわせではなく、「アイスクリームを食べた」といった、至って日常的な小さなかけらのようなちょっといいそれぞれの思いだった。                             そう、こういうことを声に出して、しあわせと表現できることそのものが、心の幸せ感になっている。奥ゆかしい国民性のためなのか、しあわせともっと日常的に感じて発声していいのだと、思うしあわせを拾った。