ご褒美

『自分を褒めてあげたい。』というメダリストの名言があった。それ以前には、あまり聞かなかった言葉だった。『常に謙虚であれ』が称えられ、自分のことを自慢するようで、憚れる。しかし自分にご褒美をあげることはすでにしていた。(コロナ禍以前の)一仕事を終えたあとの一杯も含めてである。自分を労うことはしていたが、一歩踏み出して、褒めることもやはり自分の心身を称え労わり、明日への活力を生み出すものである。