あかべこ

電車の電子広告に丑年ということもあり、民芸品のあかべこが紹介されていた。なじみのある民芸品だが、諸説あるとしつつ、天然痘がはやった際にこのべこ人形が子供を病気から守ったという言い伝えがあり、コロナ禍の中でこうして紹介されている。人気があるのもうなづける。赤はパワーの色魔除けの色、そして牛の黒い斑点は身代わりになった天然痘の痕とされる。民芸品は各地を旅行した土産品として各家庭に鎮座していた。赤べこも確か子供のころの我が家に会った記憶がある。当時は、いわれは知らずにだったが。