家事使用人 ガイドライン

 『テレビドラマでもおなじみ 家政婦(夫)』その労働の形態は、個人宅に出向き、各家庭で家事一般に従事する。現行では、労働基準法が適用外。従事先の家庭と直接労働契約を締結し、労働契約法の適用は受るものの・・・  個々人の家庭内に、刑法でもある労働基準法はなじまないという判断もあった。                                                          「家事使用人の実態把握のためのアンケート調査」(2023年9月労独立行政法人労働政策研究・研修機構公表)によれば、業務内容や就業時間などが不明確であるため契約をめぐるトラブルが発生する、また、就業中のケガに対する補償が十分ではないなどの問題が一部にある。こうしたことを受け、厚生労働省は、「家事使用人の雇用ガイドライン」を策定の上、公表した。