お国言葉

とある文庫本で読んでいると、お国言葉の会話が続く。読んでいると、発声が聞こえてくる。語尾にちょっとつくだけの言葉だが、それでも地元を離れていても、聞こえてくれば風景までも浮かんでくるのがお国言葉。なまっていないつもりが、聞く人が聞けばわかる。同じ出身ね。