働く高齢者が増加している。65歳以上の労働者は、労働力人口の12.8%を占めている。一方では、働く高齢者の労働災害が問題となっている。厚生労働省「労働災害発生状況」よれば、2018年に労災に遭った60歳以上の労働者は、前年比10.7%増の3万3,246人で、労災全体の4分の1も占めている。一番は、転倒事故で、37.8% (全世代の平均が25%の中)やはり高齢者の労災予防対策には、転倒防止である。筋力が衰える高齢者にあっては、いざというときに踏ん張りが若い世代より効かない。段差でつまずいたり、バランスを崩してしまったりすることにより発生しがちである。また、誰もが陥る点ではあるが、自分は違う。という過信から思わぬところで事故が発生する。職場の安全対策とともに、高齢者を中心に転倒事故防止を自ら考えてもらうことが必須である。